日本代表DF冨安健洋が所属するアーセナル。近年の失敗選手のひとりに上げられるのが、コートジボワール代表FW二コラ・ペペだ。
2019年に8000万ユーロ(130.3億円)もの移籍金でリールから加入したものの苦闘。ローンに出された後に2023年に契約満了でトルコのトラブゾンスポルへ移籍していった。
今年からはスペインのビジャレアルでプレーしている彼は、サッカーをプレーする喜びを取り戻しつつあるようだ。
ペペは、『L'Équipe』のインタビューで、アーセナル時代は130億円の選手というレッテルに苦しんだと吐露。「アーセナルでは、まるで情熱を奪われたかのようなトラウマに苦しみ、サッカーが大嫌いになった。サッカーをやめようかとも思った」ほどだったが、そこから脱却したようだ。
『Relevo』によれば、この夏にペペには古巣のリールなどからオファーがあったというが、ビジャレアルのマルセリーノ監督は、わざわざ電話をかけて熱弁を振ってくれたそうで、ペペはそこに惹かれたという。ビジャレアルへの移籍は、「ペペのメンタル面や、個人的復讐に関連したものだった」とも。
彼の代理人も「ビジャレアルは最高の選択肢だった。なぜなら、非常にプロフェッショナルなクラブで、上級クラブの条件をすべて備えている一方、内部的にはファミリーのような関係で、それはエリートクラブではなかなか見つけられないものだから。ニコラにとってはそれが鍵だった」、「今の彼は幸せだし、ビジャレアルも幸せ。(2年契約なので移籍するかもしれないが)将来に何があったとしてもウィンウィンだろう」と話している。
サッカーへの情熱を取り戻したペペは、プライベートのロマンスも話題だとか。彼はアメリカのセクシー女優であるティアナ・トランプさんと交際中とされている。29歳の彼女は19歳でキャリアを始めたそうで、Instagramのフォロワー数は140万人を超えている。
【厳選Qoly】日本代表、2024年に評価を下げてしまった5名の選手